素晴らしいお寺でのひととき ― 9/7シューベルティアーデたんば

9月7日、兵庫県丹波篠山市の澤田山・小林寺にて開催された「シューベルティアーデたんば」に出演しました。シタール奏者の岩下洋平さんと共に、北インド古典音楽を演奏させていただきました。

小林寺という素晴らしいお寺で、静謐な空間とあたたかな空気に包まれながら音楽を届けられたことは、本当にうれしく、また光栄なことでした。プログラムでは、ラーガ演奏を解説を交えつつ展開し、即興のやりとりの魅力を少しでも味わっていただけていたら幸いです。

「シューベルティアーデたんば」は、シューベルトが友人たちと開いたサロンコンサート「シューベルティアーデ」にちなんだ音楽祭です。実はインド古典音楽にも、かつて Mehfil や Baithak と呼ばれる親しい集いの中で演奏されてきた歴史があり、西洋とインド、離れた文化の間にも通じるものを感じました。そのような趣旨の中で演奏できたことを、とてもありがたく思っています。

また、音楽監督の畑儀文さんには最後のテーマソングで私たちの伴奏に素晴らしい声で応えていただき、本当に感激しました。準備から当日の進行まで支えてくださった堀毛さんをはじめ、スタッフの皆さまにも暑い中大変お世話になり、深く感謝しています。

この素敵なイベントに参加できて、本当に良かったです。

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