インド文化を知ってもらう場をつくるということ

最近、ちょっとずつ進めている企画があります。
関西のある公共文化施設さんとのご縁で、秋にとあるステージを担当させていただくことになりました。
内容は、インド各地の伝統音楽や舞踊を紹介するレクチャーコンサート形式の催し。
北・南・東・西、それぞれの地域に根ざした音と踊りを実際に見て、聴いて、感じてもらえる内容を目指しています。
ただ演目を並べるだけでなく、それぞれの文化的背景や、動き・音に込められた意味、地域による違いなども解説しながら、「インドって実はこんなに広くて多様なんだ」ということを伝えられるような構成にしたいと思っています。
観客は、特別なファン層ではなく、近隣にお住まいの方や、普段なかなかインドに接点のない市民の皆さん。
そういう方にとって、「知るきっかけになる舞台」をつくれるかどうか。
それが今の自分の中で、とても大事なテーマになっています。
音響や進行、出演者の調整も含め、構成から関わらせていただく機会というのはなかなか貴重で、まだ試行錯誤の連続ですが、こういうことを少しずつ積み重ねていけたらと思っています。
